蒸し生姜が冷え改善に良いというのはよくテレビでやっていますが、生姜を蒸すって面倒なイメージがあって、ほぼ毎日飲んでいる生姜紅茶には生姜チューブやおろし生姜を入れていました。
今朝、TBS「サタデープラスの名医が薦める万能調味料」で蒸し生姜が紹介されており、その効果とイシハラクリニック副院長の石原新菜医師が、実際にご自宅でいつも作っている「蒸し生姜」の作り方を紹介されていました。
なんとなく面倒なイメージの「蒸し生姜」がこんな簡単に作れて、体温が1℃上がるなら実践してみようと思って早速「蒸し生姜」を作ってみました。
蒸し生姜を紅茶やスープに入れて飲むようになってから、最終的に体温が36,8度まで上がりました!
蒸し生姜に期待できる効果
『蒸し生姜』って何?どんな効果があるの?っていう方に簡単に解説したいと思います。 ショウガには、ジンゲロールとショウガオールという成分が含まれています。
- ジンゲロール:カラダを温めたり免疫力を高めたりする。
- ショウガオール:ダイエット効果や体内の脂肪や糖質の燃焼を促進させ体温を上げる。
そして、生の生姜にはショウガオールの効果がほとんどなく、蒸しショウガには10倍のショウガオールが含まれているらしいのです。
生姜イコール体を温めると思って、生姜チューブやおろし生姜を紅茶に入れてほぼ毎日飲んでいたのに、この事実を知った時はショックでした。
体温が1℃上がると
女子が集まって、ひとりが「私、冷え性でいつも35℃台なんだよねぇ」というとみんな「私も35℃…私も…私も…」となります。世の中の女子は全員冷え性なんじゃないかと思うほどです。私は36℃ぐらいなので「私も…」の輪の中に入れません。
サタデープラスのインタビューでは34℃代台の時もあるという方もいらっしゃいました。
ちなみに「サタデープラスの名医が薦める万能調味料」で蒸し生姜の効果と作り方を紹介していた石原新菜医師はもちろん36.9℃で、2人の娘さんも毎日蒸し生姜を取り入れていらっしゃるようで、上のお子さんが36.9℃で、下のお子さんが37.1℃でした。
体温が1℃下がると免疫力が30%もダウンするとテレビで石原新菜医師が言っていました。
たったの1℃なのに免疫力が30%も変わってくるですね。
その番組で10日間「蒸し生姜生活」を実践した小島瑠璃子さんも毎日小さじ1杯の蒸し生姜を取り入れただけで、体温が0.9℃アップしていました。
そして、がん細胞を撃退する「NK細胞」の数値が正常よりも少なかった小島瑠璃子さんですが、正常値までアップしていました。 同番組で30代、40代、50代の女性の方も10日間「蒸し生姜生活」を実践して、全員が35℃台から36℃台に体温がアップしていました。
1ヶ月続けると体温を1℃上げることも可能とのことです。
ついでに気になるダイエット効果
ついでに気になるダイエット効果ですが、体温が1℃上がると基礎代謝が13~15%上がると言われています。
基礎代謝が上がるということは、運動はしたことにこしたことないと思いますが、運動しなくても普通の生活の中での動きで脂肪が燃焼されるということです。
例えば、体温が35.5℃で通勤、仕事、寝るなどで1日の動きで1000キロカロリー消費していたとしたら、体温が1℃上がり36.5℃になると1130~1150キロカロリー消費してくれるようになります。
同じ毎日でも130~150キロカロリー余分に消費されるようになります。
わかりやすく1000キロカロリーで例えましたが、OLさんの1日なら平均1800~2000キロカロリーは消費しているそうなので、例えの倍ぐらい消費されると考えていいかもしれません。
石原医師直伝の「蒸し生姜パウダー」の作り方
石原新菜医師がテレビで公開していた作り方です。
スーパーで1袋2個入り138円の大生姜を3袋つかいました。
量が多すぎて、鉄板が2枚になってしまいパリパリに完全乾燥させるのに時間がかかった。
キレイに洗って、スライサーで2mmの厚さに設定して皮ごと全部スライスします。
薄くスライスしたつもりですが、もう少し薄い方が早くパリパリになります。
同じ時間で乾燥できるように厚さはできるだけ同じ厚さ、そして薄めの方が早くパリパリになる。スライサーでスライスするといいかも。
恐らく↑↑この厚さよりも薄い方がよいと思います。
重ならないように並べます。
カットや並べている間にオーブンを温めておいて100℃で60分オーブンします。
60分ではパリパリにならず、10分を3回追加したところで、イメージ通りのパリパリになりました。
計1時間30分オーブンしました。
焦げる可能性を考えて温度を上げるよりも時間を長くしました。
厚さや量でオーブンする時間は変ってきます。
すり鉢やフードプロセッサーなどで粉末状にします。
パリパリまで乾燥させないとすり鉢では粉々にできないと思います。
フードプロセッサーがないので、すり鉢で粉末状にしました。
こんな感じです。皮の部分がなかなか粉々にならなかったのであきらめました。
あんなに沢山の生姜がこんなに少なくなってしましました。
でも1日小さじ1杯なので10日間は持ちそうです。 蒸し生姜パウダーの保存期間は3ヶ月程度です。
今回の蒸し生姜作りの反省点のまとめ
- 一度にたくさん作り過ぎない
- スライスは薄めに
- 厚さは均等
【追記】2016.11.30
生姜紅茶にしてみた
実はこの写真の前に一度紅茶に直入して飲んでみたんだけど、生ショウガと違い蒸し生姜は沈まず浮いている。浮いている生姜が気になる。 紅茶を入れるのを失敗したみたいな感じなのです。
丁寧に粉末にしなかったのがいけなかったのかな。 なので紅茶の茶葉のように濾して淹れることにしました。
生ショウガの紅茶よりも辛みが少なく生姜の風味はしっかりあって美味しい!すりおろした生姜のあのピリっとした感じが好きだったのでちょっと物足りない感もあります。
生姜紅茶に使う私のおススメはアールグレイです。好みですが…。
ミルクティーにするのが好きなので、ミルクを少々入れて飲んでいます。
私の体温記録
36.2℃からのスタートです。
うちは水銀の体温計・・・。
日数 | 日付 | 体温 | 摂取量・回数 |
スタート | 2016年3月5日 | 36.2℃ | 小さじ2杯(紅茶2杯) |
2日目 | 2016年3月6日 | 36.1℃ | 小さじ1(紅茶1) |
3日目 | 2016年3月7日 | 未測定 | ー |
4日目 | 2016年3月8日 | 36.3℃ | 小さじ1(紅茶1) |
5日目 | 2016年3月9日 | 36.2℃ | 小さじ2(紅茶1・夕食1) |
6日目 | 2016年3月10日 | 36.2℃ | 小さじ2(紅茶1・スープ1) |
7日目 | 2016年3月11日 | 36.2℃ | 小さじ2(紅茶1・スープ1) |
8日目 | 2016年3月12日 | 36.2℃ | 小さじ3(紅茶1・スープ1・味噌汁1) |
9日目 | 2016年3月13日 | 未測定 | 小さじ3(紅茶1・スープ1・味噌汁1) |
10日目 | 2016年3月14日 | 36.5℃ | 小さじ2(スープ1・味噌汁1) |
■5日目のコメント
体温が横ばい上がっていないので、紅茶に入れて引き続き飲みますが、食事にも取り入れてみようと思います。
■6日目のコメント
番組で「とろっした食べ物に合う」と言っていてコーンスープに入れて飲んでいたのを思い出して、クノールカップスープに入れて朝食時に飲むことにしました。(温活?)これがかなり美味しいです。おススメの蒸し生姜の摂り入れ方です。
■10日目のコメント
10日目にして36.5℃に上がりました。明日のこの体温を維持できていたら、まぐれではなく確実に体温が上がったと言えます。
新たに蒸し生姜を作る!
初めて作った生姜パウダーがちょうど無くなりました。前回の反省点を踏まえて蒸し生姜を作ったので、新たに作った生姜パウダーはとてもいい感じでできました。
今回はスライサーを1,3mmに設定。薄くした分、枚数が増えて生姜が重なってしまいますが、分厚いよりこちらの方が早くパリパリになりました。
すっかり蒸し生姜パウダーにハマっています。
蒸し生姜パウダーを摂取して3ヶ月
蒸し生姜パウダーを摂取し始めて3ヶ月になりますが、体温が36.6~36.8度で安定しています。毎朝クノールカップスープに蒸し生姜を入れて飲んでいます。
「蒸し生姜」を取り入れない日はどうなんだろうと思って、3日間「蒸し生姜」なしで体温を測ってみましたが、すっかり体温が定着しているようです。
「毎日蒸し生姜を取らないと」っていう感じではなく、毎朝コーヒーを飲むように、カップスープを飲むことが習慣になったのがよかったのかなぁ。
手軽に蒸し生姜を摂取したい方
忙して蒸し生姜を作り続けれないこともあります。
ある程度は継続して取り入れることが大事だと思っているので、気軽さという点もポイントになってきます。
基本的に蒸し生姜は自作していますが、忙しい時、面倒な時は出来たものでいいと思っているので、「みらいのしょうが」は常備しています。
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